
2025/3/22 投稿のインスタグラムより引用
「痩せる」という現象は、一般的には常にNGなこと。いけないことである。”一般的には”。
先人たちからもずっとそう聞いて育ってきた。親や先生から。
しっかり食べろ。残さず食べろ、毎日3回食べろ、朝ごはん大事、栄養バランスよく、脳を働かせるためには糖分だ。
表現はいろいろ違えど、行為と期待する未来は全部同じで、一概に
「太れ」
と言っている。ないしは「痩せるな」と同義。
たしかに体重とは総じて「生命力の大きさの証」。
の、はずだった。これは全ての動物に共通する感覚である。
確かに幼い頃、デカい人は逞しくて強そうで本能的に怖かった。この人には敵わないなって肌で感じた。
思考(言語・創造・想像)が自動でできてしまう動物ヒトの脳内消費カロリーはデカすぎる。
強い敵、寒さ、不安定な高所などは、現代文明ではとっくに脅威ではなくなった。
我々人間のの一番の脅威は、エネルギー不足。
すなわち食糧不足だけ。
(承認欲求が三代欲求より高い位置になってる話を書きたいけどまた今度)
だからこそ、暇だと無限に食欲が湧いてきて永遠に食べていたくなる。いくらでも太れる。許されるならプーさんのような暮らしをしたい。
その点 他の動物なら歯止めが効くようだ。
例えば鶏を見てると、余計に餌を出しても太るほど食べないのがわかる。
もし海で遭難したら、もし大災害を被ったら、もし国同士の争いに巻き込まれたら、もし胃腸炎や風邪などを患ったら、
その日に備えて頑張って稼いで作って食べて肥やしてきたこの体重を、その災難を被ったその瞬間から失い続けることになる。
ダイエットのためにランニング?サプリ?食事制限?処方箋?脂肪吸引?
何を寝ぼけたことを言っている?
誰が発明した画期的ビジネスなんだ?
わざんざそんな苦痛を味わったり、労力を投じる必要ないでしょう。
ゴロゴロしてスマホでショート動画見てるだけで、コメント書いてるだけで、うっかり寝落ちして、うっかり寝坊して、ろくに稼げずひもじくしてたら、自然とガリガリになっているはずなのに。
太ってる人、マッチョな人、逞しい人は総じて素晴らしい。
裕福で、真面目で、しっかりしていて、強い
という証明だから。(以後 強者と呼ぶ)
対義語に置き換えると、
貧乏で、不真面目で、だらしなくて、弱い
という人は、細い体をしている。(以後 弱者と呼ぶ)
これがダイエットの答え。
内臓疾患の病人、遭難者、被災者、ホームレス、戦争孤児、弱者あたりが、ダイエットの真実いや、現実の過酷さ、ヒトの基礎代謝量の大きさを、その姿の通り物語っている。
「痩せるのって大変」なんて、その人たちの前では言ってはいけない。
金正恩が貧困して痩せ細った国民の前でダイエット頑張るから応援しろって言ったら、国民はどう思うか。
話が逸れたけど、
ここでみんなが言いたいのは、
「痩せたいけど、貧相に弱々しく痩せ細るのは嫌」という、
贅沢に矛盾した願望だと思う。
そんな方に、簡単な解決方がある。
弱者のような痩せ方ではなく、日本のダンス部や登山部くらいの体型が望ましい。
彼らのような血色・肌ツヤ・体力・筋肉・気力を保ったまま、あるいは作り上げながら、体脂肪の機能として体脂肪だけ使って(俗に言うと「燃やして」)いける方法がある。
その答えは、以下の二点を弱者的生活に追加するだけ。
・筋肉をしっかり使うこと※1
・毎日1回はしっかりバランスよく食べること ※2
※1 活動や仕事や家事や趣味のいずれかは毎日。有酸素運動的要素のもの。全身筋肉痛になるような、試合やトレーニングや大会やキャンプや登山のようなイベントは少なくとも3ヶ月に1回以上。理想は週に1,2回の頻度。スポーツやアウトドアな趣味、あるいは肉体労働が望ましいが、どれもない人にはパーソナルトレーニングサービスを利用することがお勧め。
※2 生理機能と現代生活的には「夕飯」が望ましい。
この生理機能について詳しく書きたいけどまた長くなるのでここまでにしときます。
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この写真を撮った前夜は、その肝心な夕飯を食べ忘れてしまったわけですが、本当にこの日忙しすぎて疲れすぎて、ついうっかり食べ忘れちゃいました。
病人のようにガリガリになっちゃう、いけないやり方です。
でも、「痩せたい」「脂肪を落としたい」「ぽっこりお腹をなくしたい」って、そういうことですよ。